このレビューはネタバレを含みます
男女、女同士、男同士
一番壊れにくいのは男同士なんじゃないかな
でも弱さをさらけ出せるのは男女の関係なのかな
同性には言えない事や見せない姿を異性には出せたり
異性には分からない事はやっぱり同性の…
友情って日本らしい凄くいい邦題。原題は"ヴァンサン、フランシス、ポールとその他"。
激シブ親友同士の男性3人と、その嫁や同僚その他面々の人間模様。
イヴモンタン演じるヴァンサンがトラブル解決に奔…
クロード・ソーテ監督、フィリップ・サルドの音楽、このコンビの作品はいつもフランスのエスプリが効いている。
イヴ・モンタン、ミシェル・ピコリ、ジェラール・ドパルデュー、セルジュ・レジアニの「 友情 」…
イヴモンタン(町工場の似合わないこと!)のいつもの微笑みが、ずっと不安げに、泣くのを堪えているように見える。
男たちの友情には「しんみり要素を持ち込まない」という不文律があり、「何でもないよ」と言…
小さな工場を経営するヴァンサン、作家のポール、医者のフランソワは昔からの友人。
家族ぐるみの付き合いで庭先でパーティーをしていたが子供達からちょっと目を離した隙に風向きが変わり納屋が火事に。
怪我人…
木々の間やカフェの窓越しにみえるいつもの面々の喧騒と、そこから離れた部屋や車内での表情。集まれば美味しいもの食べて池に落ちたりするので、こないだみたアランアルダの四季も思い出す。イヴモンタンが倒れた…
>>続きを読む70年代のクロード・ソーテを代表する傑作。明日も続くような日常を切り取った彼の作品には、急な展開やどんでん返しは存在しないのだけど、とてつもなく観心地がよい。『友情』は歳を重ねても同窓会気分で集まっ…
>>続きを読む見た目はおじさん、中身は少年、その名はヴァンサン・フランソワ・ポール!みたいな。
奇をてらわないおじさん達の日常風景。古くからの友人である彼らは、皆それぞれに悩みを持つ。家族や友人とフレキシブルに…
たまにふと見たくなる映画。
繰り返し流れる音楽がなんとも言えない。
それぞれの悩みを抱える中年の男たち。
彼らの言葉、仕草に節々に感じる、狡さや、セコさ、さもしさ。
でも優しさ、希望、慈悲も感じる。…