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ガガーリン 世界を変えた108分のJのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

冷戦時代のソ連とアメリカの宇宙開発競争の中で
人類初めての有人宇宙飛行に成功したガガーリン
ひとりで宇宙は怖すぎ。
生きて帰れる保証もなく何が起きるか分からない不安に駆られながらも
自分の夢と人類の期待を背負い飛び立つ覚悟は普通の人間じゃ無理。
これだけの成功を成し遂げても国家権力のせいで再度飛ばせてもらえなかったとは
ソ連の共産主義体制のいかつさが伺える。
ガガーリンはその後成功したがゆえに重圧に苦しんだとあるがそこまで映画に取り入れてほしかった。
結局数年後に飛行機事故で死んでしまうし、ソ連は崩壊して宇宙開発の勢いは止まりアメリカに越されてしまう。
離陸の瞬間映像がとても綺麗。
「地球は青かった」のセリフはこの映画では出てこなかった。
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