Ruminda

チャッピーのRumindaのネタバレレビュー・内容・結末

チャッピー(2015年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

すごく好みだった。

ディオンがギャングに脅されてる時は一方的にギャング=敵なんだけど、チャッピーに対する態度とかでどんどん好きになっちゃったり。

と思えば、チャッピーをわざわざひどい目に合わせて、やっぱりひどいやつだ!と思ったり、、、敵とか味方とかが、ハッキリできなくて、そうやって色んな場面で人に対する見方が変わってしまうほど、人間の多面性(愛情も憎しみ)が描かれていた。

映画の中で嘘をついたり、大切な人を守るために報復をしたりしていたけど、それはよくも悪くも「人間」だから。

その人間らしさを良い方向に使わないと、チャッピーが暴走した時のように憎しみでいっぱいなっちゃうのかな。と。

やっぱり人間には良心が必要だ。
人間とコンピュータを分かつのはそこだと思う。広く言えば、感情だが。
だから、良心を持ったコンピュータはもうコンピュータではない。
そこには、誰かの意思に操作されるのではなくて、良い選択を自分の意思で行うことができる心があるはず。

そう考えると、ラストのシーンは良かったのかよくわからない。
でも、ヒュージャックマンを「許す」と言ったことが彼の良心の表れかなぁと思いました。

感じたことが多すぎていろいろ感想がとっ散らかっております。ほごほご

※チャッピーがいじめられてるシーンがホントにつらかった。
Ruminda

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