ちゃんご

チャッピーのちゃんごのレビュー・感想・評価

チャッピー(2015年製作の映画)
4.5
ロボット会社のエンジニアによってAI搭載のロボットがつくられ、ギャング達の手に渡る。
まだ子どものような心を持ったロボットのチャッピーはギャングカップルをパパ・ママと呼び、彼らと過ごす中でどんどん語彙力や知識を増やしていく。
そしてある時、自分には寿命があることを知り、死への恐怖を感じるようになる。

命を吹き込まれた瞬間のチャッピーは人を怖がったんだけど、おそるおそる人を触ってみるシーンとかがすごく可愛かった!
あと、普段言動が可愛いのにギャング達の言動を真似してたまに汚い言葉遣いをするから、ギャップ萌え&爆笑だった(笑)
人の真似してロボットのくせに鼻水をすする仕草をするとこも笑っちゃう♡鼻水出ないでしょ!ってなった(笑)

銃を撃ちまくってたギャングの女の子がチャッピーに対してだんだん母性を抱いていくところも可愛かった。
チャッピーに悪いことを覚えさせるのを止めたり、「子どもの前で薬を見せるのはやめて」的なこと言ったり(笑)

チャッピーが愛らしすぎるから、チャッピーが襲われるシーンは可哀想すぎて泣けた。
泣けると言えば、ラスト。パパやママ、チャッピーをつくったエンジニアのいろんな愛を感じたり、もういろいろとジーンとした!

感動するところもあるけど、笑わせてくれるところも。
例えば後半でチャッピーがロボット会社に乗り込むシーン。
叫びながらとある行動をするんだけど、言ってることとやってることが矛盾してておかしかった(笑)
なんか間違えて覚えたのかな(笑)

ラストはこういうロボット系の作品であまり見ない感じの終わり方だったかも?
あの終わり方、他の映画だったら「え…」ってなってたかもだけど(笑)、チャッピーだから許されると思う!つまり、いいラストだった!

吹替で見てたんだけど、「創造者」って呼ぶことにいちいち笑ってしまった(笑)
笑えて泣けて、主人公がすごく愛らしくて、この映画好き!