チャッピーの作品情報・感想・評価

「チャッピー」に投稿された感想・評価

相変わらずブロムカンプ監督の描く南アフリカは地獄だ。職場出て2分も立たない内に車上強盗に遭うわ、イかれたギャングが警察機能を奪うわ挙げ句の果てに同僚からメタルギアみたいなマシーンで殺されそうになるのだから。こんなことってあります?

赤子のように無垢な精神を持ったチャッピーがチンピラ夫婦から教育を受けて次第に成長していく話...というほど本作は単純ではない。
チャッピーが可愛いだけに、チンピラからリンチに遭うシーン下手に対人間よりも辛かった。

ロボコップやピノキオといった過去作から連想される部分の多い作品ではあるが、陳腐なパロディではなく、引用が作品のオリジナリティを損なう訳でもない。

最初はドン引きしたチンピラカップルに段々と(ニンジャにすら)親しみが湧くのが不思議。ニンジャ(ワトキン・チューダー・ジョーンズ)は北斗の拳ならケンシロウに真っ先に殺されそうな救い難いクズだったのに、最後は少年ジャンプの主人公みたいなカッコイイ見せ場まで用意されてて笑った。

第9地区で衝撃を受け、次に観たエリジウムの微妙さに首を傾げ、期待半分不安で観たが、本作は紛れもなくブロムカンプ監督の代表作にして傑作だろうと思う。

悪役であるヒュー・ジャックマンの動機が単純過ぎるのは少々難がある。無理に分かりやすい敵を出す必要もなかったように思うが、アクションとカタルシスを生み出すためにはああいうキャラクターも必要悪か。シガニー・ウィーバーは本当に不要だと思うが、ヒューだけでは客寄せパンダには少々足らないと見たか。

アクション多めで登場人物が殆どお馬鹿さんしかいないのでなかなかそれと気付きにくいが、「生命と人間」に対するあまりに深刻なテーマの壁を何事もないかのようにひょいひょい飛び越えていく極めてロックな近未来SF。敢えて最低な場所と人間という設定上の枠内にチャッピーという無垢を配置し、受難を与えることで“人間の本質とは“何かを問うた重厚な作品だといえよう。言い過ぎか。

ラストシーンのぶっ飛び具合も他の映画にはない独特の味がある。普通の人間なら発狂物だが、幸せの形は人それぞれ...なのか?あれをハッピーエンドと取るか、恐怖を感じるかは観た人次第。
冬眠

冬眠の感想・評価

3.4
めちゃめちゃ面白かっただけに、オチが残念というかなんというか。
ONNE

ONNEの感想・評価

3.2
普段はこういう感じの映画は見ないのですが、おススメされて。最初の30分位は何だかちょっとダルい感じ。今後、こんな世界になるかもと思いながら、いずれは人間がAIに支配されるのか。AIが人間の心を持ち、どうなるのか?死を覚悟するチャッピー……何‼︎せつなささえ感じるよ!
音楽がいい!
音楽がかっこいい!!
めっちゃマッチしてる!

ストーリーもいい!
人間を守るロボットにきゅんとなる!

チャッピー欲しい
でも意識はコピーしないと約束してくれる?
けま

けまの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
みんなそれぞれの面で悪。
最後の、ママを助けたいのは分かるけど、本人が選択した結果でありなおかつ愛する人を守って死ねたなら本望なのでは?そこから個人の執着で死ねない体として生き返らせるのは完璧なエゴだしなにより、人間とアンドロイドの今後とか関わってくるし、エンジニアも研究者としてそれでいいのか???
とか色々考えるラストだった。
Sophie

Sophieの感想・評価

4.0
デヴ・パテルが好きで観た。
創造者は一体どういう倫理観で動いているんだろう?という疑問が晴れないうちに事態がどんどんめちゃくちゃになっていって、最後はもう爆発でも起きて皆くたばってくれないかなとしか思わなかった。
ロボットがハックされた時点で真面目に観るのが辛くなった。AI物の醍醐味である人間とロボットの存在意義について考えを巡らせるとか、この映画ではどうでもいいかな。
楽しく観れている人も多いようなので、作風が自分には合わなかったのだろう。
ありえん最高
最強のSFじゃんって思ってたら最後にハンスジマーだったこと知ってまた爆上がりした
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