トイ・ストーリー４のyukiyoのネタバレレビュー・内容・結末

　何故か観逃していた本作、地上波で放送があったので観ましたよ。
　完璧とも云えるエンディングを迎えた前作（10年）からの続編なので、なんで作ったんや？　等々の批判があったのも覚えているし、聞こえてくる評判がとにかく良くない。
　恐るおそる身構えて観たわけですが、そうなるといつものことなのですが、そこまで悪くはない。
　寧ろ「トイ・ストーリー」本来の、「オモチャ（を主体とした）の物語」に帰結した印象。
　子供にとって大切なオモチャ（パートナー）は高くてキレイなモノだけに限らない。けれども逆に求められないこともある。
　ウッディは自分の居場所を、自分で選んで見付けたわけだ。求めたものではなくとも。
　これで「トイ・ストーリー」は本当に完結したとも云えるし、自由になったウッディの物語が無限に広がるとも云える。や、作らなくていいけど。
　只、ここまでくるとオモチャに自我があると気付いた人類との共存を巡る話にも興味は湧くが、それこそ本当に作らなくていい。