このレビューはネタバレを含みます
今までのトイストーリーでは、おもちゃにとっての主人はあくまで子供たちであり、おもちゃは子供たちを喜ばせることに徹していた。
今作では、主人公であるウッディが、生き方とはそれだけではないんだと気が付き、新たな人生を歩みだす。
今までの仲間はこれまで通り持ち主の元に残り、ウッディひとりが自由になる。
どちらの生き方も肯定しており、新しい扉を開いたストーリーだった。
責任感が強く、登場キャラクターの中でいちばん子供の幸せを考えていたウッディが自分の人生の主人公になったことに、とても意味があると思う。
前3作に比べ、ギャグ色が強くなっていたところだけは、ちょこっと肌に合わなかった。
ウッディと仲間と子供たちの絆に夢を見ている人にとっては受け入れがたい結末かもしれない。