劇場にて。(前売り券、吹き替え)
トイストーリーシリーズの4作目。
3を数時間前に見た状態で、
記憶を新鮮にして挑みました。
正直、「まぁこんなくらいだろ」を遥かに越えてきた。流石、からの、マジか。
この結末は想像を超える、
とのコピーに違わぬ、素晴らしいラスト。
今回は、
ボニーの元に渡ったウッディ達の話。
フォーキーはじめ新しい仲間もたくさんでてくる、がしかし、
フォーキーが裏主人公。
彼の成長を、old schoolオモチャのウッディが指南してハイ終了…とはいかないという話。
フォーキーの成長も実はフェイクで、
勿論主人公は、ウッディ。
思えば、彼は1〜3でもさまざまな問題、葛藤とたたかってきた。
トイストーリー1
新しいオモチャ参入による自分の存在意義の揺らぎ、それゆえの不安
トイストーリー2
子どもに手放されるかもしれない…恐怖
との本格的対峙(同郷の仲間との出会い)
トイストーリー3
手放されることの現実化…
1は心境と敵は＝ではないですね、
敵は外的要因のシド。
2と3は、
オモチャの永遠の課題、
子どもに手放されたら？に対して、それぞれ解を持つ、
プロスペクター、ロッツォが敵。
4はどうなるんだろう？と思ってたんだけど、
今までの課題に別角度からアンサーしてくるキャラが出てきます。
今回のテーマは、
オモチャ(=ウッディ)は、誰のために生きる？
を模索する。
だと思う。
今回は、分かりやすい敵は1人もいない。
だからこそ、勧善懲悪的な今までのスカッと感はないかもしれない。
でも、だからこそ、
トイストーリーが一つ上のフェーズに来たな、という感じ。
蛇足、3の方がいい、これで終わりなら興ざめ…
いろんな意見あっても、
僕はこの作品が最高だと思う。
涙が止まらなかった。
今作、言葉少なくとも確実にバズがさらに大好きになるはず。
4の新たなフェーズを経て、
是非ずっと続いて欲しい。
無限の彼方へ、さあ行くぞ。
