トイ・ストーリー４のユーキのネタバレレビュー・内容・結末

前作の結末があまりに感動的過ぎて今作の上映が発表された時には正直不安だった。
下手に続編を出して綺麗にまとめられたものを崩されるのではと。

それが杞憂であったことは以下を読んでもらえば分かると思う。

おもちゃに関して出し尽くされたネタ。
今回は「手作りおもちゃ」と「保有者の有無」がテーマ。

物語はボニーの為にウッディが尽力する中、ウッディの、おもちゃの本当の役目を見出していくと言うものである。

思えばウッディとフォーキーが移動遊園地までの道のりを一緒に歩いた時に概ねウッディの進むべき道は見えたのかもしれない。

アンディがもういない状況にもかかわらず続編が出た理由がここでようやく分かる。

タイトルそのまま。これはアンディの話じゃなくて“おもちゃ”の話。

アンディと共に大人になって余計に感情移入出来た前作とは少し違う。

個人的に前作に引き続き大人が楽しめる映画だと言う印象。笑い所も泣き所も。
わざわざ言及する事ではないが。

あと、おもちゃの世界でもやはり女性は強く、美しく、逞しい。
ボーに初めてこんなにスポットライトが当たり、とても新鮮に感じた。

今作を見るに当たって友人から「オチを派手にしただけで、過去作が台無し」や「誰に焦点を当てて見ればいいか分からない」等の酷評を聞いていたが関係なく楽しめた。

過去作ありきの今作こそ本当に本当の最終回だと思います。多分！笑

トイ・ストーリーと共に大人になれて良かった。もし我が子が出来たら自分と同じように子供の頃には1・2を、成長してから3・4を見せてあげたいと強く思いました。