クロフネ

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイアのクロフネのレビュー・感想・評価

3.9
 『マイティ・ソー/ラグナロク(あえて原題)』のタイカ・ワイティティとジェマイン・クレメントが共同で監督&脚本&出演の映画。
 ヴァンパイアや狼男などゴシックホラーの怪物たちが実在し、現代で密かに暮らしていて、それを人間のTVクルーたちが密着したモキュメンタリー映画。

 冒頭20~30分は世界観や主要人物の説明に使わるため正直、退屈に感じていた。
 全体的にコメディタッチで、ヴァンパイアの人間臭い部分が描かれるが、その生活の中で人間が召使いや食材として扱われる様子が映し出されると彼らが明らかに”ヒトでない”部分が映し出されるなど、ブラックな要素もふんだんに盛り込まれてた。

 そこから、彼らの生活に変化や事件が起こり始めたとこからイッキに引き込まれて、どんどん面白くなっていった。
クロフネ

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