OSHO

PKのOSHOのレビュー・感想・評価

PK(2014年製作の映画)
4.2
インドの宗教コメディ。

インドの宗教事情は詳しくないけど、インドで宗教をコメディにするとはかなり攻めた企画だとは思う。

主人公の設定を宇宙人にしたところで、多少の宗教への無礼をスルーしているし、

主人公がインドのMr.ビーンという感じのアーミル・カーンさんで、多少のブラックジョークも許せる雰囲気を持っている俳優をつかっている。

そして、もう一人の主役は、親の宗教の関係でフラれた経験を持つ、テレビ局に勤める女性。アヌーシャカ・シャルマさん。

このテレビ局員が、PK(インドで酔っ払いの意味)と言われる宇宙人を連れ出して、お金を集める宗教を否定する番組をつくるという内容。

しっかりコメディとして面白いし、
しっかり宗教とお金の問題に切り込んでるし、
秀作です!

『男はつらいよ』の寅さんのように去っていく宇宙人も切なくて良い。

インド映画だから当然、歌も踊りもあるし、
笑いがあって、涙があって、恋のトキメキも、歌も踊りもあって、勉強にもなる。
お得な映画です!
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