ラージクマール・ヒラニ監督のきっとうまくいくが大好きなので鑑賞。
ただ宗教がテーマと事前に聞いていたので
少し重たい感じなのかなーと若干身構えていたのですが、杞憂に終わりました。
直視したくない現実に根ざした描写もありますが、作品全体のトーンは明るいので、観終わった後の余韻はとても清々しかったです。そしてちょっと切ない。
それと同時にに、宗教や国家という枠組みが如何に自分の思考を盲目的にしていたかを立ち返り考えさせられる映画。
混沌とした世相の今だからこそ、心に刺さるものがあったのかも。
PKの素直さ、実直さに時に大笑いさせられ、時に胸を打たれます。
ジャグーとの掛け合いも微笑ましい。
この監督は毎回自分の汚れた心を少しだけピュアにしてくれる。
端的に言えば
( ;∀;)イイハナシダナー
って感じです。
休みの日に一人で観ていたのですが、学校から帰ってきた娘も食い入るように見入っていました。