PK(2014年製作の映画)

P.K.

上映日:2016年10月29日

製作国:
  • インド
  • / 上映時間:153分
    監督
    ラージクマール・ヒラニ
    脚本
    ラージクマール・ヒラニ
    キャスト
    アーミル・カーン
    アヌーシュカ・シャルマ
    スシャント・シン・ラージプート
    サンジャイ・ダット
    ボーマン・イラニ
    あらすじ
    留学先のベルギーで大失恋し、今は母国インドのTV報道局で働くジャグー(アヌシュカ・シャルマ)は、ある日地下鉄で黄色いヘルメットを被り、大きなラジカセを持ち、あらゆる宗教の飾りをつけてチラシを配る奇妙な男(アーミル・カーン)を見かける。チラシには神様の絵に「行方不明」の文字。興味を持ったジャグーは、「PK」と呼ばれるその男を取材することに。「この男はいったい何者?なぜ神様を捜しているの?」しかし、彼女が男から聞いた話は、にわかには信じられないものだった―。いまだ世界中で巻き起こる社会問題に鋭くメスを入れつつも、自分の人生に迷うすべての現代人のターニングポイントにきっとなる、笑いも涙も詰まった珠玉のドラマ。

    「PK」に投稿された感想・レビュー

    ユキユキ
    ユキユキの感想・レビュー
    2016/11/26
    3.8
    これは2回観ないと噛み締められないくらいギューギュー詰め込まれた映画。SF、恋愛、社会問題、アクション、ミュージカル…全部盛り放題なんだけど全て回収して締まってるのが気持ち良い。監督の頭の良さが発揮されてます。
    インド映画特徴のまくし立てるような演出も2時間キツイかなぁ思ったけど、途中からすんなりと慣れてしまった…
    rekitaku
    rekitakuの感想・レビュー
    3時間
    -
    地元で今更ながら1週間限定公開してたのでいってきました。
    結論をいうと、最高でした。

    2017年10本目
    ひな
    ひなの感想・レビュー
    1日
    4.3
    近くで上映がなくて、待ちに待ってやっと観れた今作。

    前半はなかなか入り込めなかったけど、やっぱり『きっと、うまくいく』の監督&主演。
    後半は時間も忘れて夢中になった。

    宗教って、あんまり身近に感じてないからピンとこないけど、きっとイスラム教やヒンドゥー教、キリスト教等の信者さんからすれば、タブーに切り込んだ内容で凄くシンプルでいて奥が深いことが伝わってくる。

    神を守る話と大使館での話はウルウルしたな〜。
    きぼんぬ
    きぼんぬの感想・レビュー
    1日
    -
    2017.03.24 京都シネマ
    nene
    neneの感想・レビュー
    2日
    3.9
    Dancing carって表現面白すぎる🤣
    伏線をしっかり回収してくれて、全部ぴったりとつながる感じが見てて快感!
    まいみん
    まいみんの感想・レビュー
    4日
    4.3
    やっと!!!日本での公開キターー!!!待ってました!!!
    「バルフィ」を観て以降イメージが変わり、「きっと、うまくいく」で惚れたインド映画✨

    「きっと、うまくいく」の監督&主演タッグの新作✨
    予備知識を全く入れたくなくて、雑誌の記事もスルーし、満を持して観てきたよ(笑)

    笑って笑って、泣けて泣けて、ヒロインも可愛くて、やっぱり素晴らしかった〜。。

    主人公が、まさかの地球探査に来た宇宙人www

    初めて会った地球人にUFOを呼ぶリモコンを盗まれてしまって、異星にたった一人残されてしまったPK。
    そこからリモコンを探すために放浪する事になるんだけど、言葉もわからないし地球の仕組みもまったくの無知。
    だからもう、ハチャメチャなの😂😂

    カーセックス中の車を“踊る車”と呼んで、服とお金はそこで調達したりねwwwwww

    で、会う人会う人にリモコンの事を尋ねるんだけど「もうそれは、神様にお願いするしかないね。」と言われた続ける。
    だからPKは、なんとリモコンの場所を聞き出すために神様を探し始めるの。

    探して行く内に、地球には様々な神様がいて、様々な宗教があって、それによって人が争い、騙し、搾取され、分裂している事を知る。

    私は無宗教、というか様々な宗教のいいとこ取りをしている典型的な日本人だけど、だからこそPKの気持ちや、疑問に思うことがちょっとわかる。

    作中にISを思わせるようなテロがあったり、宗教の違いで恋人と別れたり、お互いが罵り合ったり、、、

    「きっと、うまくいく」は、インドの教育や自殺率の問題を取り上げ、今回は宗教。
    こういうメッセージを世界に発信出来るのって映画の醍醐味だよね。

    本当おもしろかったーーーー感動した。

    おすすめです!!!!是非とも観て欲しい!!!
    netfilms
    netfilmsの感想・レビュー
    5日
    4.1
     辺り一面何もないインドの砂漠地帯ラージャスターン州、停車駅のない場所に遠くから列車がやって来る。この地の空には大きな雲が湧き出し、ゆっくりと地上へ降りて来る。雲の切れ間からはかすかに宇宙船らしき物体が見える。ハッチが開き、全裸姿の宇宙人(アーミル・カーン)が出て来る。地上に降り立った宇宙人のしばしの感慨の後、線路沿いを歩く1人の男は全裸姿の男をただただ不気味がる。目が合う男同士の距離は数十m。宇宙人は全裸で全力疾走し、彼の目の前で立ち止まる。ジリジリとした沈黙の後、男は宇宙人の首にかけられた緑色に点滅するアクセサリーを引きちぎり逃走する。線路内を全力疾走する男はそのまま貨物列車の最後尾に飛び乗る。呆気に取られた宇宙人も彼の姿を追うものの、男から奪うことが出来たのはラジカセだけだった。その緑色のタイマーこそは、宇宙船を呼び戻すリモート・コントローラーに他ならない。リモコンが無ければ、地球から祖国へ変えることは叶わない。到着早々、絶望的な思いに駆られた男には更なる試練が待ち構える。一方その頃、ベルギーの古都ブリュッヘでは一人の女ジャグー(アヌーシュカ・シャルマ)が足取りも軽やかにペダルを踏む。心待ちにしていたボリウッドの大スターであるアミターブ・バッチャンの朗読会。意気揚々と階段を駆け上がった彼女は売り切れの文字に心底落ち込む。仕方なくダフ屋に声をかけるが、その場に居合わせた青年サルファラーズ(スシャント・シン・ラージプート)と口論になる。だがこれが運命の恋の始まりだった。

     前作『きっと、うまくいく』では恋と友情の大学生生活を描き、伏線にしっかりとインドの学業問題を織り込みながら、深刻な自殺者数と強姦の多発する現代インドの問題にも鋭くメスを入れたラージクマール・ヒラーニだが、今作は宇宙人の目から見た「神」や「宗教」というインド社会最大のタブーを紐解く。サルファラーズの歌声に魅了されたジャグーは一目で彼に惚れるのだが、後に彼がパキスタン人だとわかったことで一気に血の気が引く。ジャグーの父(パリークシト・サーハニー)は彼女が生まれる前から熱心なヒンドゥー教信者であり、家族の大事なことは全てヒンドゥー教導師のタパスヴィー様(サウラブ・シュクラ)に師事を仰いで来た。映画の中の描写は幾分不明瞭だが、今作が「インド・パキスタン分離独立」を下敷きにしているのは疑いようもない。イギリス統治時代、インド人とパキスタン人は同じ土地で仲良く暮らしていたのだが、ヒンドゥー教とイスラム教の対立が激化し、人々を分断する。自分たちの神様が1番だと信じてやまない宗教対立は結果として、「インド・パキスタン分離独立」により国境を作らざるを得ない。その結果、先祖代々シームレスにコミュニケーションを気付いて来たインド人とパキスタン人の間には大きな齟齬が生じる。前半部分の若いカップルの破局は「インド・パキスタン分離独立」の被害を被る悲しい破局に他ならない。ジャグーは失意の中、ニューデリーに戻りテレビ記者となるが、駆け出しの彼女の前に絶好の被写体になりそうな男が現れる。黄色いヘルメットを被り、大きなラジカセを抱え、「神様が行方不明」という名のチラシを配る男の姿にジャグーは魅了される。

     今作でも『きっと、うまくいく』同様に主演を果たしたアーミル・カーンは真にピュアな心で、インドの因習や慣例にクエスチョンを投げ掛ける。世間の常識が一切通用しない主人公の姿に、徐々に賛同者が集まる様子は前作『きっと、うまくいく』と同工異曲の様相を呈す。だが唯一違うのは彼がインド国民ではなく、得体の知れない宇宙人だということである。ひときわ大きい福耳を持ち、一切瞬きをしない筋肉質の男は風俗嬢の手を6時間握り続けるまで、チャップリンやバスター・キートンのような無声映画の世界を生きる。宇宙人の目から見た「神」や「宗教」を扱う物語は、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教だけに留まらず、ジャイナ教やシク教、仏教のエッセンスまで取り入れる。神はただ一人であるはずなのに、どういうわけか大きく膨れ上がったそれぞれの宗教の神様や自己矛盾に対し、立ち向かう純粋無垢な男の描写は決して悪くないのだが、宗教は神ではなく、人が生み出したことを明らかにする中盤の描写がいささか凡庸で冗長なのは否めないだろう。『きっと、うまくいく』のヒロインのフィアンセだったスハース・タンドン(オリヴァー・サンジェイ・ラフォント)やヴァイラス学長(ボーマン・イラニ)同様に、ラージクマール・ヒラーニの描写は時に導師のタパスヴィー(サウラブ・シュクラ)をステレオタイプな悪人像として真っ先に槍玉に挙げるが、善悪の描写はストレートな勧善懲悪の範疇には到底収まらない。唐突なテロリズムの侵犯など中盤には不可解な場面が多々見られるが、導入部分の独創性やクライマックスのオリジナリティは『きっと、うまくいく』同様にやはり抜きん出ている。
    mimitakoyaki
    mimitakoyakiの感想・レビュー
    5日
    4.3
    「きっと、うまくいく」と同じ監督と主演だったのですね。
    インド映画もここ数年良い作品をいくつか見てきましたが、今作も素晴らしかったです。
    コメディでありながら、信仰について深く切り込み問題提起している、はっきりとしたテーマ性を持ったストーリーが良いし、途中まではひとつひとつのエピソードが冗長に感じたりもしましたが、最後に怒涛の伏線回収で涙が溢れくらいの感動まで一気に持ってかれる作りの良さや、俳優陣のチャーミングな魅力もあって楽しく見ることができました。

    はじめにいきなりUFOが現れた時は、ちょっと嫌な予感すらしたのですが、主人公が異星人という一見突飛に思える設定にすることによって、地球の常識を知らずにフラットで純粋な目で世の中を見た時に疑問に感じることを、異星人だから無邪気に指摘できるんですよね。

    人の信仰心を利用したインチキ宗教ビジネスという闇に切り込み、信仰の意味を問うという重くなりそうな話も、異星人目線で語られることで軽快に見れるのです。

    テレビ局で働く女性のジャグーは、ヨーロッパで留学している時に知り合ったパキスタン人の男性と知り合い恋人になるのですが、インドとパキスタンと言えば昔から敵対してますし、宗教もヒンズー教とイスラム教とで違うので、いくら本人達が愛し合っても、家族に認められずに引き裂かれてしまったりするんですね。

    人によって信じる神様は違うけれど、他人の信仰を否定し自分の信仰だけが正しいとすれば、それは宗教の対立になるし、それで昔から戦争だって繰り返してきてるわけで、それぞれの信仰は自由であるべきなのに、そこの難しさも描かれています。

    そして、本来信仰は人々の心を救うものであるはずなのに、インチキ宗教は、人々の恐怖心につけ込み、煽ったり誘導し、金を吸い上げて儲けることばかりで、本当に困ってる人や弱ってる人を救うことはないということも明快に指摘してて、インドでは怪しげな新興宗教が社会問題のようになってるのかなと思いました。

    PKが世の中の不正に立ち向かいユーモアで闘っていくのも面白いし、そこには深い愛があるところにとても感動しました。

    主演のアーミル・カーンてこの作品を撮ってる時は50歳手前くらいだったみたいですけど、そんなおじちゃんとは思えない若々しい肉体と表情とキレのある動きに驚かされるし、筋肉もムキムキですごい。

    ジャグーの女優さんは、あまりインド人ぽくない感じの顔立ちなんだけど、ショートカットや笑顔がキュートで、健康的なセクシーさがあってとても魅力的でした。

    あとパキスタン人の男性がハンサムやったですねー。
    異国の街であんなオトコマエに出会ったら、そら惚れてまうやろーー。
    心底羨ましかったです。

    47
    >|