すごい見ている人が多い作品。避けてた作品。勿体ないことしてた～。面白かった。
もともと主演のジェイクさんがあまり好きな顔立ちではないというか怖いので、あんまり見たくなかったっていうのが本音だけど、そんなのがもうどうでもよくなるっていうか、彼にしかできないんじゃないかっていうくらいの役柄だったので、なんだかぴったりハマってしまって、「こりゃ面白い！」ってなってた。
120分近いっていうのも手を出しにくい原因のひとつだったけど、今日はなぜかこれを見ようと思ったのである…。。。
まあ、あんまりおもしろくない作品を1時間半で見るより、面白くて30分増えてる作品のほうがいいっちゃいいよね…みたいな感覚で。
あっという間に引き込まれて、なんかほんと、あっという間に過ぎて行って、すごい展開とただのサクセスストーリーじゃないサクセスストーリーの力、血みたいなものを感じた。こりゃ、本当に面白い。
「流血シーンが高く売れる」とわかった主人公は、事故や殺人事件を中心に追ってフィルムに残していくんだけれども、だんだんやっていくことが過激になってきて、「これどこまで警察は関与できるんだろ？」と必死に考えちゃったりする。そしていつのまにか、「もしかして彼自身が問題を起こして彼自身がそれを撮る、自作自演みたいなものを始めそう」という恐怖が現れる。
いや、結局、一番サイコパスなのって……。
こういう記事、ネタを食い物にして出して、それを「すばらしい」というような世界が片側にあるうちは、犯罪なんてなくならないんだろうな。と、ふと、思ってしまった。
