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ナイトクローラーのcoroのレビュー・感想・評価

ナイトクローラー(2014年製作の映画)
3.6
高い知能を持ちながら社会の規則を受け入れず人権を尊重しない。自己利益のためだけに行動する、いわゆるサイコパスが主人公。彼の天性とも言える職業は、刺激的な映像を求めて深夜を彷徨う報道パパラッチ。

彼には倫理観や罪悪感というものが存在しないのでどんな時も冷静沈着。そのうえ交渉術にも長けていて、他人を自在に操っては平気で切り捨て上へと駆け上がっていく。
彼の病的な狡猾さはまるで指輪に囚われたゴラムのようで、時折見せるあの不気味な笑顔に誘われて、あっという間に時が過ぎていく。

より過激な映像を要求し、それを買い取る視聴率至上主義のテレビ局側も、ある意味サイコパス。