みんてぃあ1109

とうもろこしの島のみんてぃあ1109のレビュー・感想・評価

とうもろこしの島(2014年製作の映画)
3.1
最初の1時間台詞なんて10秒もないんじゃないか。
よくわからないで観始めたら何の映画だかさっぱりわからず静かなのでうとうと。。。どこの話?どういう状況?

あらすじを読んでからの方がいいです。

ジョージア(グルジア)と、ジョージアからの独立を主張するアブハジアは、1992年以降、激しい戦争状態にあった。両者の間にはエングリ川が悠々と流れている。この川は春の雪解けとともにコーカサス山脈から肥沃な土を運び、中洲をつくる。両岸で兵士がにらみ合い、銃弾が飛び交う中、アブハジア人の老人と孫娘は、昔からの風習のとおり、今年も中洲の小島に小舟で渡り、小屋を建てて、土を耕し、とうもろこしの種をまき、苗を育てる。戦闘は悪化し、ある日、傷を負った若いジョージア兵がこの島へ逃げこんでくる…。深い森と大河の悠々とした流れ、ときおり聞こえる銃声、とうもろこしを黙々と育てる老人と孫娘――セリフを極力抑えて、大自然のめぐりと人間の営みを対比させ、戦争の意味を問う寓話的な傑作。

対立してようがなんだろうが自然はそのままだしそこに住んでいる人も昔のまま。