きょん

ボーダレス ぼくの船の国境線/ゼロ地帯の子どもたちのきょんのレビュー・感想・評価

3.9
イラン映画、舞台はイラン、イラクの国境付近の川に浮かぶ廃船。時代はアメリカが大量破壊兵器を探しにイラクに戦争に入った頃。廃船に一人で住み着いているイランの少年のところに、言葉の通じないイラク側の少年兵と脱走したアメリカ兵士(これが残念ながら全然アメリカ人に見えない)が転がりこんでくるストーリー。イラン映画らしい水に映り込むシーンとか、女性や子どもに優しい台詞に頼らない情緒的な演出もあるのですが、監督さんの理想とする趣旨はわかるのですが、映画から離れてリアルによくよく考えてみるとあまりに重くて解決できない現在進行形のテロ戦争がテーマなので、怖くなります。