イペー

ワイルド・スピード SKY MISSIONのイペーのレビュー・感想・評価

4.1
飛ばねぇ車はただの車だ!

お馴染みドミニクファミリーが、最強の敵を迎え撃つ!
事故により他界したポール・ウォーカー、シリーズ最後の出演となった7作目。

初っ端からアクセル全開、シリーズで最も禍々しく光り輝く頭頂部のお目見えです。
前作のボスであるショウを殺されたことを逆恨み。復讐に燃える兄貴、ステイサムの登場。

世界平和を揺るがす監視装置、"神の目"を巡る攻防と、ドムvsショウ兄の仇討ち合戦、そこにレティの記憶喪失が絡むストーリー。

ハッキリ申し上げれば、筋書きは破綻しまくり、ゲスト的な新キャストの見せ場を消化するので精一杯なのでしょう。

個人的に、カート・ラッセルには耐死仕様の車でロンダ・ラウジーと死のドライブして欲しかった!

そんな自分にツッコミを入れる隙を与えない、超ド級なスペクタルの乱れ撃ち。
飛行機から、崖から、ビルから。
車も人も、宙を舞うんです!
神の領域に土足で踏み込む勢いで、見てるこちらも脳死寸前です。バカ過ぎる‼︎

格闘戦、銃撃戦、カーアクション、何の映画だか忘れるくらい、バランス良くカロリーを振り分けてます。
それでいて個々のシーンの栄養価は十分です。どこまで肥満していくのでしょう、このシリーズは!

粗挽きにも程があるだろう、とヘラヘラしてたらラスト。
まさかの涙です…。

割と短期間でシリーズ最新作にたどり着いたのもあって、まざまざと蘇るブライアンの姿。
俳優ポール・ウォーカーに対しての思い入れも、ブライアンに対するそれとほぼ重なるため、惜別の想いもひとしおでした…。

…もう、ワイスピについて語れますよ。
早くも一作目の内容、忘れてますけど。
ブライアンが退場してしまったワイスピ、一人のファンとして、行く末を見守りたいです。
そして、次こそはカート・ラッセルにデス・プルーフな見せ場を!