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Dearダニー 君へのうたのchiyoのレビュー・感想・評価

Dearダニー 君へのうた(2015年製作の映画)
3.5
歌って踊って女性がいれば軽い言葉をかける、今までに見たことのないアル・パチーノの姿がここに!さらに、何十年も父親としての責務を放棄し、何かあれば金とコネで解決しようとする。が、そんなダメ親父なのに何故か不思議と憎めない。やっぱりそれは、アル・パチーノの人柄と愛嬌があるからこそ。ただ、ダニーと息子の初対面とその後の交流、病を打ち明けるタイミング等、今ここで?そんなに上手く行く?と、疑問を投げ掛けずにはいられない。もう少し、息子の葛藤や実は父であるダニーを気にかけていたエピソードが欲しかった。そして、人生はいつからでもやり直せるというテーマは分かるものの、やっぱりダニーは成功者で、彼にしか出来ない人生の再設計は万人の心には響き辛いところも。それでも、脇を固めるクリストファー・プラマーとアネット・ベニングの好演、アル・パチーノの歌で全部許せる。