デロング

スノーデンのデロングのレビュー・感想・評価

スノーデン(2016年製作の映画)
3.8
アメリカ政府が構築したプログラムが実はテロリストだけじゃなく、全世界の個人情報を監視していたという実態を暴いた元CIA職員エドワード・スノーデンの実話をオリバー・ストーン監督が映画化。

この作品を観る前に『シチズンフォー スノーデンの暴露』を観たんで、ある程度、内容は分かるんですが、映画の中のセリフでもあった様に、専門用語がガンガン出て来るので、理解するのが難しいとこも実際にはありました。PRISMって何?って感じです。(^^)

スノーデンを演じたジョセフ・ゴードン=レヴィットが上手かったですね!見た目も似てたんですが、話し方がまた、なまら似てる!スノーデンの人物像も掘り下げてあるし、CIA・NSA時代に何があって、どのように心境が変化していったのか丁寧に描かれていたと思います。

愛国者であったにも関わらず、国や自分の幸せまでも捨てて正義として暴露した勇気は凄いと思うし、真似できるものではないです。9.11以降、政府がテロを防ぐために作ったプログラムだという事も分かるんですが、やっぱり全然関係ない普通の一般市民の電話やメール全てを監視してたとなると、やっぱり恐ろしいですよね。
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