『声なき人間になるくらいなら国なき人間になる』
“I would Rather Be without a State than without a Voice.”
2004〜2013年に実際に起きたスノーデン事件を元にした作品。
これは映画のセリフではないけど、本人の言葉。
アメリカ政府をほんと信じられなくなる。
自由の国が聞いて呆れる内容だ。
自国の自由だけでなく、世界の自由を裏から奪っていたのだから。
政府は国の安全を守らなければならないが
それ以前に守るべきことがあるはず。
9.11から過剰になった情報監視に一石を投じてくれた
スノーデンの行動と決意は素晴らしい。
人には守られるべき権利があり
不正を犯してない人まで監視する権利は政府にだってない。
人は自由に発言することができなければならないからだ。
それを奪われたら、人は発言できず、行動することも制限されてしまう。
つい先日
「ニュートン・ナイト」という南北戦争の映画を見たばかり。
その時も、市民はすべての人の自由と平等のために戦っていた。
レベルは違うが、市民はやっぱり自由と権利のために声を上げることを
忘れてはいけないんだと思う。
ちなみに
ラストの中継シーンにはすごいサプライズが！
