このレビューはネタバレを含みます
世界って自分が思ってるよりも危険だ。
あらすじは、1人の偉大な男の、人生を賭けた国との戦いの話。
僕はそんなに熱心にニュースを見る方ではないけどこんなにすごい事が起きていたのに今作を観るまで全く知らなかったというのがお恥ずかしい。
前知識なしで観たので今作が実話だなんて知らなかったのですが、観ているうちに実話だと気づき怖くなっていきました。笑
ネット社会なら国から監視されててもおかしくないとは一度は考えたことはありましたが、実際はされてるなんて思っていませんでした。
されていたと知るとなんだか急に怖くなりますね…。
今作はそんな実態をおかしいと感じ、国の情報をメディアに告発した男の話。
その行動が正しかったのかどうか、国への裏切りなのか、正義なのか、人として正しいことなのかそれは見方によって様々なんじゃないかと思いました。
ただこの行動は偉大なことだと思いました。
自分の心の声にしたがって素晴らしい生活を捨てて行動するということは簡単にできることではありません。
ましてやその生活基準が高ければ高いほど。
彼の生活は誰もが羨むものでした。
なのにそれを捨て、行動しました。
それはとても偉大なことだと思います。
その結果、私たちはその問題を知ることができ、それについて討論できる機会を得たのです。
もしかしたら将来、スノーデンさんの行動は人類にとって感謝しなければならない事の場合もありますしね。笑
そして今作を鑑賞していて凄いなと感じたことは、ITについて全くの知識が無くても楽しめるということです。
こういって作品は観ていてもなにをしているのかよくわからんとなることが多いですが今作はあまりそういったストレスはありませんでした。
なので今作は家族で観てもよし、友人と観てもよしと色々な人にオススメできる映画だと感じました。
僕も今作を観て、映画化されるような人になりたいなと思いました。笑