B級怪獣エイガ

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちのB級怪獣エイガのレビュー・感想・評価

4.0
ティムバートンの映画って、世界観ドストライクに好きなんだけどテンポがどうも合わなくて正直【退屈】という印象で見るか迷ってたけど脚本家がキックアスやキングスマンやX-Men(てかこれXmenに設定やらなんやら似てる)の【ジェーンゴールドマン】だから見る事に。

結果、面白いが退屈な時間が結構やっぱ多かった笑笑
世界観はほんと良い、でも多分その良い雰囲気の世界観がまた逆に気持ちよくて眠気誘って退屈感を加速させてるのかも。

退屈な日常を過ごしてる主人公がお爺ちゃんの秘密を追うパートは【退屈】。でもそのパートからペレグリンの養護施設パートにたどり着いた時の盛り上がりはそれまでの退屈感相まってとても【楽しい】ものだった。
その後の【雰囲気最高なんだけど退屈】な時間を過ごした後の布石回収からの出航パートは【めちゃ盛り上がった】しここはジェーンゴールドマンの力が働いたかなと思った。でもその後の能力バトルもあんま盛り上がらず終わってった印象。敵役も中途半端にコメディ調だからなんか少し肩すかし感あった。

そして【ツッコミどころ】で特に笑っちゃったのが(【微バレ有り】)

敵の基地?にたどり着き、サミュエルL・ジャクソンを別の場所に誘い出すだけの目的なのに、なぜか空気より軽いという設定のヒロインを【浮かせて】誘い出すところ。見ればわかると思うが浮かせる必要など【全く】ないし、その浮かせたせいで別のピンチにも合う。この謎の【浮かせ】が笑えた。
またこれが一番ウケた。敵の怪物は【見えない】という設定でめちゃくちゃ恐れられてて、「これが見えるある人だけが頼みの綱だ!!」ってこれまで話を進めてきたのに結局最終的にそれまで誰もが思っていたことであろう「こうすれば見えるようになるんじゃね?」という手段でみんなに【見える】ようになってるところ。
「それで見えるんなら今までなぜやらなかった!?!?笑」

ちなみに【とんでも東京】の最新版が出てくるのでそこも見どころ。

と、まあなんやかんや楽しんだわけだがそれもこれも全て1つ。

【ヒロインがめちゃくちゃ可愛い】

ヒロイン役の【エラパーネル】この人がメチャクチャに可愛い。ファンになった。でなんか見たことあるなと思っていたらこの子、【キックアスジャスティスフォーエバー】で【ゲロゲリ棒】受けてた女の1人だ。これは見直さないと。
また新スパイダーマン役の候補にもあがってた【エイサバターフィールド】もめちゃくちゃ良い。スタイルええな。この2人の関係が可愛くてみててほんと最高だった。

そう考えるとなんだかかなり楽しんだな。退屈な時間も割とあったけど総合的に見ると満足。面白かった。