恭介

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちの恭介のレビュー・感想・評価

3.6
安定のティム・バートン印

相変わらずキャラクターが魅力的で
相変わらずブラックな面もあり
相変わらず自分の好きな映画のリスペクトに溢れてて
相変わらずちょっとハートフル(笑)

しかし今までの作品に比べて、若干、話の構造、設定が複雑で油断してるとおいてけぼりを食らうかも

前半はその設定の説明的な展開が続くのでレイトショーだと睡魔との戦いになる恐れが(笑)

ただ、中盤からラストに掛けては愛すべきキャラクター達が大挙として登場し、ワクワクさせられる

特に、ハリーハウゼン愛が炸裂している
ガイコツ軍団のくだり
CG感を極力抑えて昔ながらのストップモーション風に仕上げてたのが嬉しかった
また、双子のキャラがまさかのハリーハウゼン繋がりのあるキャラと同じ特技?があったとは(笑)

ラストも結構、爽やかにしめるのでバートンお得意のダークファンタジーという印象ではない

あと、個人的に1万円札にバートンの親日さを勝手に感じ取った(笑)
恭介

恭介