ポップなのに奇妙で不気味な演出は流石ティム・バートン監督と思わずにはいられない。
1943年のとある島で繰り広げられる物語。出てくる子供達のキャラが個性溢れて不気味でもあるけど面白い。
主人公は「ヒューゴの不思議な発明」に出ていたエイサ・バターフィールド。トーマス・サングスターといい、イギリス子役の華麗なる成長遂げるのが世の常なの?と唸る位に美少年(色白)になってる。見た目だけじゃなくて演技力も、といいたいとこだけど、引き込まれる程ではなかった…。
ヒロインは空気を操る少女、エマ(エラ・パネール)。この子がまた可愛い、大人っぽさを持ちつつも怒ったり笑った顔がアンバランスでそこがまた愛らしい!能力はあげた通り、空気を操るのだけど、この能力便利なので必見。
他にも異能力を持つ子供達が敵と戦う手法、手段が子供ならではの発想で、観ていてハラハラする、が、ワクワクさせてくれる。
その一方で敵のバロンを演じたサミュエル・L・ジャクソン。初めて観たのは「ジャンパー」だったのだが、その時から敵役の適役っぷりがまあーーー見事。私はこの方の演技観ると、ムカムカさせられたり恐怖したりと兎に角ムカつく演技(褒め言葉)する俳優さんだと思う。今回の敵っぷりも最高に最低なので期待していいと思います!(そういうのが好きな方は)
最後に、ティム・バートン監督のお茶目な性格が作中出てるので探してみてほしい。まさか、そんな。笑
(気付いた人は笑ったんじゃないかな~)