ティムバートンらしいしっかりした世界観が築かれていて入り込みやすかったです。
x-menみたく、特殊な能力を持つ子供達が終盤にかけて、能力をいかした戦い方をする所は、ベタながらも燃える展開でした。わかりやすいおとぎ話のようなストーリーなのも良かったです。
(個人的には敵の不気味さ、全体的な幻想的さが欲しかったです。パンズラビリンス)
個人的に、この映画で特にの出色の出来だったのは、個性的なキャラクターです。空に浮かぶ少女や、透明人間など、奇妙で愛らしい子供達がみんな魅力的でした。(特に双子が見た目も能力も好きでした)
エヴァグリーンもパイプをくゆらせる姿が様になっていて、かっこよかったです。
サミュエルLジャクソン演じる敵のバロンはやたら話が長い(それが特徴)ので、怖さや強さは感じられませんでしたが、らしくて良かったです。
後、絵になるカット(みんなガスマスクつけて上を向くシーンや、浮く少女にロープをつけて引っ張る主人公など)がある映画が好きなので、良かったです。
他にもゴシックな建物や、VFX技術など特筆すべき点がいくつもある魅力満載な映画でした。
