海老

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちの海老のレビュー・感想・評価

3.2
ティムバートン監督で、特殊な能力を持った子供達が出てくる作品、と聞いて期待が高まりすぎてしまった感があります。

タイムリープが関わることで、数奇な運命に輪をかけて深みが増す部分かと思うんですが、何やら空振り感があったような記憶が…。
というのも、観たのが1年以上前なんですが、やや記憶が薄れています。観た映画のことは基本的に忘れないんですけど、どうも核心部分で腑に落ちない部分があり、欠落しています。

タイムリープを繰り返さなければならない理由が、口上で語られるだけでイメージ付かなかったことと、
主人公が一度リープから外れなければならなかった理由が思い出せなくなりました。笑
リープしている彼らから見たら、涙の別れの数分後に歳だけとって戻ってきたのか、と想像すると少しシュール。

あと、せっかく魅力的な能力を持っているので、もっと活かしたところを見たかった、という願望もあったことを覚えています。最後の戦いで少し見せた程度なものもありましたし、何よりペレグリンが活躍してた記憶がない。


超個人的な意見ではあるのですが、悪の存在との戦いを描くよりかは、奇妙な能力の子供達の生活と苦労、生き様に焦点をあてた中身を期待しておりました。僕がシザーハンズに囚われすぎなのかもしれませんが。笑
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