てっぺい

ジャスティス・リーグのてっぺいのレビュー・感想・評価

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)
3.5
バットマンやワンダーウーマンの登場に加え、あの◯◯が復活してしまうワクワク感、エンドであの××が徒党を組んでしまう、いい意味で想像を絶する“DCごちゃ混ぜ感”。ファンには恐らくたまらない映画。
『バットマンvsスーパーマン』のザック・スナイダーが監督、『アベンジャーズ』の監督ジョス・ウェドンが脚本。『ジャスティス・リーグ』(コミックは1960年初出)の実写映画作品。DCキャラが同一の世界観をクロスオーバーする『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズ第5作品目。『バットマン』のベン・アフレック、『ワンダーウーマン』ガル・ガドットがもちろん出演。
スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマン、アクアマン、フラッシュ、サイボーグ、それらの登場人物の存在に加え、あの◯◯の復活や、あの××が徒党を組む⁉︎など、DC要素てんこ盛り。各キャラの固有の武器や能力も惜しみなく盛り込まれている。
細かい部分は抜きにして、はっきりした善悪、個人主義なヒーロー達がまとまりチームワークを発揮していく様子は、見ていてとても爽快感がある。無敵なワンダーウーマンと、そうでもないバットマンのパワーバランスも個人的には注目ポイント。知名度としてはバットマンの方が圧倒的なのだけど、神の血を引くワンダーウーマンの設定上、援護射撃にしか回れないバットマンの悲哀があった気がする笑
ワンダーウーマンがボチボチなポジションではなく、ほぼリーダー的な位置での大活躍っぷりだったのも良かった。しかめっ面で唸るガル・ガドットは、美しカッコイイ!
◆以下少しネタバレ◆
やはりストーリーの強引さは否めない。スーパーマンの復活劇も、とてもあっけないものだったし、5人に比べて最強過ぎる。その最強なスーパーマンに対して、ステッペンウルフが三つのマザーボックスから、最強の力を手に入れ、スーパーマンを圧倒、そこに6人の力を総結集して…完全にそんなヒーローストーリーの流れだったのに、それに至らず、スーパーマンが瞬殺してしまうような図式。。どこかスーパーマンを堅持し過ぎるDCのエゴが見え隠れ、ではないでしょうか。
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