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ジャスティス・リーグのbluemomday0105のレビュー・感想・評価

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)
3.7
Twitterでジャスティスリーグと検索するとサジェストで「ジャスティスリーグ コミュ障」って出てくるわけがわかった…ヒーローのほとんどがコミュニケーション能力に問題ある生きづらそうなキャラクターで、妙に共感抱いてしまいました。アベンジャーズとかめっちゃパリピやし、スーサイド・スクワッドなんて体育祭の準備で張り切るヤンキーみたいだけど、ジャスティスリーグの面々は一刻も早く帰って一人になりたそうな人たちですやん…皆スミス聴いてそうですやん…。

人と接するのがしんどそうなバットマン、トレバーを失った痛みから立ち直れない精神的引きこもりのワンダーウーマン、周りとテンポが合わないオタク特有の早口のフラッシュ、海にも陸にも居場所のないアクアマン(助けに入るシーンでは案の定、鷹の爪の吉田の声で「いい奴だなサバ男!」が脳内に響き渡りました)、ジョックから改造人間にされた誰にも理解できない孤独から抜け出せないサイボーグ…アルフレッドも大変や。

もうね「『そんなキャラじゃないけど皆やりたそうだしな…』と飲み会企画したら『その日は用事が…』と断られる→その後自分以外のメンバーで飲み会やってたことを知る」「いつも盛り上がるLINEグループで発言したらそこで会話が切れる」みたいな経験ある人に見てほしいですよ(´;ω;`)
「部下に仕事振ればいいのに『教える時間がもったいない』から一人で徹夜」みたいな人にも。

確かにいろいろ気になるとこ、肩透かし感はあるんですが。ワンダーウーマンは最高に美しくかっこいいんですが(銀行のシーン最高や!わてらはちゃんと人命救助やってまっせとのアベンジャーズへのチラ目線も感じるけどw)せめてあと1人は同じくらい見映えのいいバトルできるヒーローが欲しかったなとか、妙に明るい絵面に違和感あったりとか、パラデーモン生理的に無理とか、悪役全然ステッペンウルフって感じちゃうやんとか。

正直、上記コミュ障案件抱えてるか、エズラ・ミラー目当て以外はソーラグナロクの方がいいんじゃないかなと思いつつも、こんなにコミュ障に厳しく優しい世界見せてくれるの泣ける。
「ダークナイト」で「正義と悪は紙一重」という概念を提示し、ヒーロー映画に明らかに多大な影響を与えたものですが、今回の「生きづらさを抱えているヒーロー」という視点も今後に影響を与えるかもしれない…かも。
エズラ・ミラーのフラッシュはどちゃくそかわいいです。ダイアナさんより可愛い担当!(マスコット担当はバットマン)
ウォールフラワーのパトリックよりかわいいバリー・アレンでした。

皆友達できてよかったね…と自分事のようにほっとしましたとさ。がんばろ。
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