ウォーボーイズ2024

ジャスティス・リーグのウォーボーイズ2024のレビュー・感想・評価

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)
5.0
今までのDCEXユニバースの中では最も馬鹿っぽいお話になってました。良い意味で!

製作にアベンジャーズのジョスウェドンがやってきた影響もあってか、今までの暗く重たい印象だったDCEXユニバースにようやく能天気にヒーロー達の活躍を楽しめる余地を与えてくれたと思いました。

凄いと思ったのが、ジャスティスリーグのメンバーに、アクアマン、サイボーグ、フラッシュといった新キャラ達が3人もいるのに、本作の中のわずかなパートのみでしっかり各キャラの個性を描いていて、観終わる頃にはそれぞれがしっかり印象に残ってるってことでした。

流石、ジョスウェドン監督。アベンジャーズのキャラクター整理力が上手かっただけあるなぁ!

個人的に面白かったのが、超人達のひしめくメンバーの中で、マジで唯一の真人間であるバットマンの不憫さでした。

他のメンバーは生身で戦闘しても、超人的強さを発揮できるのに、バットマンだけは本当にただのムキムキのおっさんがコスプレしてるだけなんですよ。
そんなバットマンが他メンバーに遅れを取らないように頑張る姿がだんだん可愛く思えてきます。
中盤、スーパーマンが復活した場面、みんなが一瞬にして現場に移動した中、1人だけ明らかに徒歩でやってきたかの様に息を切らして登場するバットマンがツボでした。フラッシュ、一緒に連れて行ってあげてよ…

そういう状態の中で頑張ってリーダーシップを保とうと無茶するバットマンをさりげなく支えるワンダーウーマンのおかん的ポジションにも笑いました。

でも、フラッシュに言ってた『能力:金持ち』は伊達じゃないなとラストに思わせられましたね。
何でも金の力で解決する様子は、たしかに他のメンバーには真似できまい…

とにかく、この調子で今後もDCEXユニバースが続いてくれるといいな!

あと、ジョスウェドンよ。ぜひスーサイドスクワット2を監督してくれ〜