Yoko

ジャスティス・リーグのYokoのレビュー・感想・評価

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)
2.3
先の戦闘によってスーパーマンとともに希望が失われた世界。
新たなる脅威に立ち向かうべくバットマンは新たなる仲間を求める…。


やってはいけないことをを色々とやってしまったなぁという感じ。
もともとあまりいい評判を聞いていなかったのもあり変なイメージがついていたが、それでもシリーズ一退屈で話に引き込まれない。
これといった信念もなくただただ破壊の限りを尽くすステッペンウルフ。
マザーボックスにしても、マーベルのインフィニティ・ストーンほど周辺のドラマがなく3つそれぞれの特色もない。
アマゾネス、海底など神話世界が攻められて世界的な脅威のように見せつつも、現実的レベルの話だとロシアの片田舎くらいしか危機に瀕しておらず、これらの結びつきが弱いためどうもスケールが小さい。
順当なリーグ結成のヒール役に徹するかと思いきや雑な愛で目が覚めるスーパーマン。
マンションを運ぶというギャグは最強を自嘲しているかのようで笑えたが、彼がいるならもう別にリーグの必要なくね?
その中でフラッシュはコメディリリーフで頑張ってはいるもののいかんせんツッコミ役もいないのでボケにしまりもなく空回り、もはや不憫でしかない。
正義側に面白みやドラマを感じることが出来なさそうなので、良い具合に悪を披露していたジェシー・アイゼンバーグサイドの物語に期待したい。
ものの、『スーサイド』の件もあるのでうーん大丈夫なのだろうか…。
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