鍋レモン

本能寺ホテルの鍋レモンのレビュー・感想・評価

本能寺ホテル(2017年製作の映画)
3.3
⚪概要とあらすじ
『プリンセス トヨトミ』の綾瀬はるかと堤真一、鈴木雅之監督と脚本の相沢友子が再び集結し、元OLと織田信長との「本能寺の変」前日の奇妙な遭遇を描く歴史ミステリー。

倉本繭子(綾瀬はるか)は、会社の倒産を機に恋人の吉岡恭一(平山浩行)にプロポーズされ、恭一の両親の住む京都へ向かう。京都に着いた繭子は、路地裏にある“本能寺ホテル”に導かれ、気が付けば1582年の本能寺にいた。繭子は現代と1582年を行き来しながら、織田信長(堤真一)や森蘭丸(濱田岳)と交流を果たす。その日は信長が暗殺された本能寺の変の前日だった...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“私が過ごした一日は、信長の最後の一日だった。”

「はいっ一生忘れません。」

⚪感想
歴史ミステリー作品。

何回か観ているんだけど『プリンセス トヨトミ』とダブる。内容も出演者も似ているし、監督が同じだからかも。
調べてみたら色々と揉めていたみたいだけどよく分からなかった。

金平糖が食べたくなる。

森蘭丸は童顔で美男子イメージだったので演じているのが濱田岳さんなのは驚きなんだけど意外としっくり来ているし、おもしろかわいい。

ヒロインが訪れた日が本能寺の変ではなくその前日。信長や森蘭丸と交流していく中で、伝えるべきか、助けるべきかと悩む。

綾瀬はるかさんの透明感。
この時も今も綺麗すぎて。
天真爛漫でふわふわっとしているけどやるべき時にはやる役どころが似合う。

本作の中で風間杜夫さん演じる本能寺ホテル支配人が好き。
冷静だけどお茶目感。

本能寺の変自体かなり不確かではあるけれど展開として、織田信長としては凄く良かった。

本能寺ホテルの中の造形が好き。

修学旅行以来京都が大好きで大好きでたまらない。街並みが綺麗だし。美味しいものもあるし。寺も神社もあるし。人も素敵。また行きたい...。



⚪以下ネタバレ



何故かチラシで察する信長。
物分りが良くて助かる。

ラストの本能寺ホテルの支配人が乗ったエレベーターはどこへ行ったのだろうか。
金平糖がめちゃくちゃ硬そうだった。

基本的にトリップものは歴史を変えなくてはいけないという使命で行っていない限り歴史変えることは許されないので今作もそうなんだけど、その中で主人公の成長が加えられていたのが良かった。
やりたいかやりたくないかというシンプルさ。

恋人の話はなんか蛇足。主人公がふわふわしているせいで婚約破棄されて、やりたいこととは何かで悩んで、一人旅にとかでも通用するのではと。

⚪鑑賞
地上波で鑑賞。(2018/02/10)
GYAO!で振り返り。
鍋レモン

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