眼鏡の錬金術師

本能寺ホテルの眼鏡の錬金術師のレビュー・感想・評価

本能寺ホテル(2017年製作の映画)
1.2
主人公である頭の弱い女が本能寺ホテルを通して、過去と現在を行き来し、信長と交流を深めていく、ファンタジー色強めの歴史もの。

うーむ、子どもだましだなぁ。
登場人物のキャラ付けがすごくシンプルで人間らしさがない。キャラの行動原理に納得がいかない。
また、過去と現在を行き来するために、ストーリーがぶつ切りで、感情がついていかない。なんか最後感動に寄せようとしてるけど、なぜ主人公がこんなにも信長に入れ込むのか理由が良く分からなかった。

全体的に実写には向かないプロットだったのかなと思った。アニメの方が映えたとは思うが、脚本がしょぼいのでそれでも大成はしないだろうなと思う。

こういうタイムスリップものなんて今までもつかい古されてるし、その中でもしんちゃんの「アッパレ戦国大合戦」という傑作があるので、どうしても比べてしまって、そのしょぼさが浮き彫りになってた。

てか明智はなんでずっと顔芸してんの。

こういう作品は何にもならんから企画段階で誰か止めるべき。何の感動もない。無。

小学生が見るなら少しは楽しめるかも。