てるる

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮のてるるのレビュー・感想・評価

3.3
先日「マッドマックスFR」を劇場での24回目の鑑賞。
さすがに自分でもそろそろ飽きたかなと思わないでもないけど、全然だった。
もう太鼓ドコドコ、火を吹くギターでテンションぶち上がり、前半だけで興奮しっぱなし。
後半はフュリオサの目力とマックスのラストの表情だけで毎回泣いちゃう。
立川シネマシティさん、川崎チネチッタさん、マジで毎年爆音上映・LIVE ZOUND上映して下さい!お願いします!

ということで砂漠繫がりでコレをレビューします(無理矢理感)

最初に劇場で観たときは前作が面白かっただけに、「もう迷路全然関係ないし!」「中途半端にゾンビ映画っぽくしやがって!」とかもやもやした。

長い割には要らんシーン多いし。
特に変なクラブみたいなとこに入り込んでラリっちゃうとこ要るかな?

あと感染者のゾンビ化。
原作は読んでないけど、これは映画オリジナルらしい。
でもやるならもっと徹底的にゾンビして欲しいし、色々と中途半端。

それにもっと各キャラクターを掘り下げないと、例えばゾンビ映画お馴染みの仲間を置いていくか否かの選択にも重みが出ない。
そこは3部作なんだから、もっと描けるだろと。
それこそ1作目のラストであの子がやられちゃった時は悲しかったし。

そしてティーン向け映画らしく、ピンチに陥るのも、それを切り抜けるのもご都合主義満載。
こーなるだろうなってのを全部地でいく展開。

前作は「迷路自体の謎解き」「誰が何の目的で閉じ込めてるの?!「WCKDて何?!」「子供達の過去は?!」という謎が謎を呼ぶ展開。
いわばアクション映画にミステリー要素があったからこそ面白いと感じた。

でもこの続編はミステリー要素を削ぎ落とし、単なるアクション映画にしてしまった。
初見はそこのギャップについていけなかったんだなと改めて思う。

ただ、今回観直した時は過度な期待もなく割り切って普通のアクション映画として観られたからそこそこ楽しめたのかなと。

もしこれから観ようと思ってるなら、出てくるキャラは一緒だけど全然違うジャンルだと割り切って觀ることをオススメします。

あ!ちなみに今回は大人役のキャスティング頑張ってます!
「プライベート・ライアン」のバリー・ペッパー。
「シングストリート」のダメお父さん役のエイダン・ギレン。
「ブレイキング・バッド」シリーズのジャンカルロ・エスポジート、名脇役のリリ・テイラーなど。
あとソーニャちゃん可愛いよソーニャちゃん。
でもソーニャちゃん最後どうなったか分かんないんですけど…巻き戻してみたけど分からなかった…
てるる

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