ダイセロス森本

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮のダイセロス森本のレビュー・感想・評価

5.0
メイズ…!?ゾンビ…!?アクション映画ではなく…ホラー映画!?というくらい趣旨が変わってきてしまった2作目だが、明らかにこちらのほうが面白いという面白さ。1作目ももちろん面白かったのだが、こちらはそれを優に超えてくれる面白さがある!
なんといってもビビらせの連続!いろいろな種類のゾンビ!ネズミのつかみは絶対そうだと思ったが、まさかあれが人型になるとは思いもしなかったため、「まーじかい!おいおい!明るいとこも平気なんかこいつら!」って感じでずっと楽しめる。今回はメイズなるものひとつも出てこない、のに、面白い!キャラクターが引き継がれているだけでわくわくするものがたくさんあるのだということに気付く。
メインキャラ、主役のトーマスとヒロイン、アジア人とやたらひょろい白人以外に3人ぐらいいたが、結局救われるのは見ての通りって感じで、「これこそまさに犠牲になるためのキャラ」みたいなのが複数いるのも面白い。大人数なのに形になっちゃう立ち位置とか、しっかりしていて楽しいのである。

さてこれが3作目に突入するということで待ちきれない終わり方をしてくれた。どんな終わりを迎えるのか、トーマスが最後に放った言葉は実行されるのか、そんなところも楽しみに映画館へ行きたいと思う。
本当に面白い。

今回はホラー要素強め、暗いところで結構しっかり面白いので、驚かされる系が苦手な人は…という感じである。
最高すぎる。このゴーストタウン、そして住んでいる謎の人々、数々のゾンビたち…面白すぎて本当にひたすらに楽しい!

ヒロインテレサのやっていることがわかりすぎてつらい。本当に苦しい