登場人物はAI、その開発者、それをテストする技術者の3人だけ。静かであっさりしていながら、粘着質で不気味な駆け引き。誰を信じたら良いのか、気づいた頃には騙されてました(´-ω-`)
なにしろAIを演じた女優の演技が人間なのか人工知能なのか、ギリギリスレスレの違和感のある見つめ方とか絶妙すぎ!可愛いって思っちゃった!と同時にちょっと怖くなるから不思議。人間の感情なんて所詮電気信号として処理されるだけだからだろうか。
2030年にはAIが人間の知能を越えるという。その時、人類とAIの関係はどうなるのか。怖いながらも楽しみである。
因みに、タイトルを『ex-machine=元機械』と勝手に解釈して正に人工知能が機械を越える瞬間を目撃したー!と興奮していたのですが、調べたらラテン語で『機械仕掛けから出てくる神』という意味らしくこれまた意味深。噛めば噛むほど味が出る作品。もう一回観ようかな(^-^;