『SW』ep7〜8でお馴染みの
ポー・ダメロン(オスカー・アイザック)と
ハックス将軍(ドーナル・グリーソン)の
ダブルキャストがAIに翻弄される、そんなお話。
いつか来るであろう未来を描いた作品って
どこかワクワクしますよね。
この作品の魅力は“AIのデザイン”
例えば
『ターミネーター』のT-800
『スター・ウォーズ』のC-3POなど
過去のロボット・AIのデザインは
どれも秀逸で独創的。
だからこそガーランド監督は、
誰も見たことないデザインのロボットを
生み出す必要があった。
そこで思いついたのが、
「ある角度・光でだけ見えるメッシュのボディ」
だったんですよね。
この作品は『人間を観察し、
人間に溶け込もうとするAI』を
描いているわけだから、人間のしなやかさを感じさせながらも、体の一部分だけ金属にするのはとても上手い表現方法だと思いましたね。
“人間に近いからこそ”主人公は魅了されたし、
“人間に近いからこそ”ラストに余韻が残る。
色彩豊かな景色も相まって、
神秘的な気分にひたれる作品でした。