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エクス・マキナのnewのレビュー・感想・評価

エクス・マキナ(2015年製作の映画)
3.6
検索エンジンで有名なブルーブックに勤務するネイサンは、社長であるケイレブが保有する別荘で一週間過ごす権利を手にする。そこで行われていたのは人工知能のテスト実験であった。ネイサンは人工知能であるエヴァとコミニュケーションを取っていく内に彼女に惹かれていく…。

分かりやすい程に人工知能の人類反逆の警鐘映画だった。
ただ機械が人類を殲滅しようとするとか、そんな大きい話ではく非常にスケールの小さいこじんまりした話。まるでここから人工知能が人類へ牙を向くようになる序章の様なそんな話。
だからこそ妙なリアリティを生みだして恐怖を増幅させているのかもしれない。
音楽の使い方とか画面の見せ方とか独特な雰囲気が不気味さを増長させていたのが印象的。
個人的に一番怖かったのは、自分が人であることを疑いネイサンが自らの腕に傷を付けるシーン。完璧な人工知能を前に人と機械の境が分からなくなる心理行動が単純に怖かった。
良作だった。
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