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愛のタリオのamokのレビュー・感想・評価

愛のタリオ(2014年製作の映画)
3.5
『情愛中毒』しかり『愛の棘』しかり、不倫は不幸な結末を招く。少なくとも誰か一人は犠牲になる。その愛をどんなに美化しても、これは認められない。

前半…
純朴な少女ドク(イ・ソム)、
ものすごく美少女というわけではないけれど、
もの凄くタイプ。
まあそれは置いておいて、
ドクとめっさイケメンのハッキュ(チョン・ウソン)の恋は、
距離感や視線の動きなど、初々しくていいなぁ何て思た。。。
だけど、本当の本当に最初の方だけで、
ドクにしたら生まれて初めてのデートなのに、
観覧車でイケないことしちゃうし、マジかよーって感じ。
俺の中の悪メン(イケメンな悪い男)に対する嫉妬心がジリジリと焦げついてきた。
そして、画面の中も焦げつき最悪の悲劇が、、、

そして、後半…
ドクをあっさり捨て去ったクズ野郎は、
ドクとのいけない関係により鬱に沈んだ奥さんを失い、
自暴自棄になって、好き放題に生きていた。
こんなクズ野郎でも、
その経験から人の深い業を表現することがうまくなり、
ベストセラー作家になりやがった。
金はあったし、女にもモテた。
だからやりたい放題だ。
なんだこの違いは。
とても誠実に女性に接してきたこの俺との違いは。
まったくどいつもこいつも見る目がない。
またも、嫉妬心がジリジリジリと焦げついていく。
しかし、そんなクソ野郎に制裁が下る。
ドクが悪女になり、復讐に戻ってきた。
その復讐により、
大事な一人娘を失いどん底に落ちるクズ野郎。
へへ、いい気味だぜ。
しかし、ドクの憎しみがまた新しい憎しみを生みだしてしまった。
物語は泥沼に深く沈んでいく。
誰も幸せにならない、
だけど、憎しみをぶつけずにはいられない。
そんな状態になっても、
ドクとハッキュの間には愛があり、愛が残った。
そのラストシーンはとても美しかった。
だけど、認められない。