一晩だけの雪だるまの友達。
絵本を映画化した今作。
結論から言うと、個人的にはあまりのれませんでした。
この作品を初めて見るには、私自身が大人になりすぎてしまったのでしょう。
子供の頃、見ていたら評価は違っていたかもしれません。
まず、スノーマンがあまり可愛く思えんませんでした。
アニメーションでギリギリ可愛く見えていますが、あんなのが現実にいたら怖いよなーっと少し引いた目で見てしまいました。
後半、スノーマンが沢山出てきますが、
いや、もう恐怖。
それでもアニメーション作品としてはとても魅力ある点が多かったように感じます。
まず、色鉛筆で描いたような作画。
とても温かみのある映像になっている。
音声も無く、音楽だけで主人公とスノーマンの感情を表現するので、
今こんな事話しているのかな?と、色々想像出来るのも良いとこだなと思いました。
そして、ラストが結構、衝撃的。
無慈悲に夢から現実に戻されるあのバットエンドのようなラストは結構 尖ったラストだなと思いました。
音楽も物凄く寂しげで、無慈悲にエンディングに入るので小さい子供はトラウマになるのでは? 笑
個人的には結構好きな演出でした。
絵本に思い入れがある方にはオススメの映画です。