Haruna

アバウト・レイ 16歳の決断のHarunaのレビュー・感想・評価

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)
5.0
映画のジャンルではヒューマンドラマが好きだし、LGBTの映画は今までに何作も観てる。
そんな中で今作はとてもいい映画でした。
今まで観てきたLGBTの映画ではあまり描かれていなかった家族の話。
正直、恋愛要素はほぼない。

原題がよくこの作品を表していると思います。レイだけじゃなくて三世代の話。

トランスジェンダーのレイ(娘/息子)
若い頃恋に堕ちてしまった母親
レズビアンの祖母
そしてレズビアンの祖母の恋人
この3人+1人だからこそ描けるストーリー。

今回映画の中のモチーフとして“2”や“シンメトリー”といった“対比”的表現があったと思う。
そこにはきっと、“男・女”という意識や
白か黒かとハッキリさせるものに対してのメッセージなのでは、と思った。
強調させている部分ではあると思う。

最後のレストランでの“家族”との食事シーンは複雑な関係が調和した瞬間に思えた。
映像の色味も暖かみがありよき。

“本物”の自分を受け入れ、他人を受け入れる。