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アバウト・レイ 16歳の決断のmistyのレビュー・感想・評価

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)
3.5
エル・ファニングがすごい。表情、歩き方、声、まさに16歳の少年だった。ナオミ・ワッツも「雨の日は会えない〜」の母親役がこれに繋がったのかなと思える良い役。しかしそれぞれ個性がぶっ飛んでる祖母、母、娘の同居は映画だから良いかもしれんが実際ぜったいしんどいやろな…

問題がレイをどうするかという話だけじゃなくママの話がややこしい。結局ママが昔なにをどうしたのかなんでそうなったのかがよく見えてこなくて消化不良感はあったがレイのしんどさは伝わった。おばあちゃんもコミカル担当ぽかったけどあれが母親だったのかと思うとママも相当しんどかったやろな…

同じ話をしていても3世代で受け止め方が全然違うというか、性格が全然違うから面白かった。自分では時代の先を行ってると思ってたおばあちゃんが実は保守的だったりママはママでめちゃくちゃ難があるし、個人的には、この家族は穏便な形で解散した方がいいのではと思った…解散というか、独立…少なくとも同居はよくない気がする…
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