しちれゆ

アバウト・レイ 16歳の決断のしちれゆのネタバレレビュー・内容・結末

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

スーザン・サランドン、ナオミ・ワッツ、エル・ファニング…贅沢な映画だなぁ、そしてこんなに素晴らしい女優たちを揃えているのに勿体無い。

トランスジェンダーのレイ、その苦悩を差し引いても自分のことしか考えてない、16歳だから親のことなんか眼中にないのは仕方ないけれど。自分のやりたい事がすぐに実現しないとイライラ、親が自分の言う通りに動くという条件付きで親に愛情を持つ。
大多数のトランスジェンダーの人たちは自分が働いて得たお金で違和感を無くす方策を取っているのでは。

レイの母親マギーはレイの父親と結婚せずにレイを産み、しかもレイの本当の父親は
その弟だったという昼ドラ的展開(この作品は元々ドラマだったとか)
そして未婚の母となったのに自立できずレズビアンの母親と同居し経済的に世話になっている。節操なさすぎ、いい加減すぎ。

〈自分自身に正直に生きる〉ってこういうことなのかなぁ。正直に生きた結果も自分で引き受けないとね。
その意味ではマギーの母親ドードーは潔くてかっこいい。

スーザン・サランドン美しかった!

″僕の美しい人だから″ 笑!
しちれゆ

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