このレビューはネタバレを含みます
異性愛者って言葉がとても印象的でした。
こどもの夢ってころころかわるじゃん。
小学生の頃はヒーローになりたいなんて言ってた子が中学生ではバスケ選手になる!高校になったらバンドマン!みたいな。
トランスジェンダーって理解してるつもりでもやっぱりまた未成年だし、ただいっときの迷い、若気の至りみたいに…
もしかしたらレイの手術をしたがる欲もかわるんじゃないかと。
ここでサインをしてしまって手術をうけさせてしまって、大人になった時に後悔させてしまうんじゃないか、やっぱり女のままがよかったなんて思わせてしまったら。って思うと…だって未成年なんだもん。
自分が何者かなんてわかってないでしょ。
それに、どこかまだ娘が息子になるという事実に踏ん切りがつかないところを、元旦那(元彼?)のせいにしてしまってね。
親の責任ってもんは。。。実に重い。
エル・ファニングの演技がなんかな…
男気見せすぎだし、ところどころ女をみせてくるから戸惑ってしまった。
ただ、母親の過去の不祥事を知ってしまったシーンの泣き叫ぶシーンはすごかった。