『本当は男の子のレイ。彼は本当の自分になれるのか』
怒涛のエル・ファニング無双第一弾！
最近本当に新作が出るたんびに、絶対どこかにいる人ナンバー１は、
エル・ファニングだと思うわたくしです(笑)
昔感じていた、「良作に出会うと、いつもそこにはモーガン・フリーマン」現象と同じものを感じています。
レイは自分が男になるために、離れ離れになった父親から治療の同意のサインをもらわなければならない。
そして父親の現在の家族(奥さんと子供たち)と、出会います。
その父の現家族とも、徐々に仲良くなるのですが、
小さい子供にとって、レイの存在は、全くの予想外。
しかし、レイを通して、セクシャリティのことに関して寛容に育っていってくれるのではないかと、希望を感じた次第です。
そういう意味では、子供にとってはいい環境ですね。
小さい時にそういう存在を知るか、知らないかで、結構寛容、不寛容の差が出てしまう気がします。
保守的な環境で育ちすぎると、子供自身にもよりますけど(その子の柔軟さによりけり)、やっぱりそこに関しては固くなってしまう気がします。
こういうセクシャリティの問題だけではないですが、
要らない偏見に惑わされずになかなかフラットに、柔軟に、見てくれる人がもっと増えたらと、
一個人の望みですがやっぱり思います。
ひとつ、そのためにこういう作品があると思うので。
脱線感ありますが、読んでくれた方、ありがとうございます！
