レズビアンの祖母"ドリー"
恋多きシングルマザー"マギー"
トランスジェンダーの少女"レイ"
…ちょっと変わった親子三世代を描いたお話。
エル・ファニングが短髪スッピンで演じるレイは性転換手術を受け男として生きる決意をする。
たとえ体は持って生まれた本人のもので、本人の意思が尊重されるべきだとしても「だれがあの子を愛してくれるの？」と悩む母親の姿には胸が痛くなった。
決してありのままのレイを愛してないわけじゃない。
ただやはり険しい道を行こうとする我が子を思えば当然の葛藤なんだと思う。
まだまだ世間の目が厳しいLGBT。
こういう作品から少しでも彼等への理解が深まればいいな。
とても良い作品だけど、母親の過ちにはげんなり…
