『白河夜船』という言葉の意味を知らなかったのでロケ地は渋谷なのにおかしいなと思いグーグル先生で。
意味は“何も気が付かない程ぐっすり眠ること”京都の地名によるエピソードが語源とのことです。
確かに主人公含めて登場する女性は“眠り”と深く関わっているので納得。
ストーリーは主人公の寺子が岩永との不倫を続けるが親友しおりの自殺によって精神のバランスを失っていく話。
小説『眠れる美女』を思わせるようなしおりのバイト、死の真相は気になるところ。
しおり役は谷村美月、この話がなかったら本当に寝てしまったと思う。
寺子役の安藤サクラは奥さんのコトをホントは知りたくないけど気になる、そんな探るやり取りや表情が上手いなぁと思った。
心に空洞感を抱え岩永に依存してるせいか目は虚ろで常に着ているキャミソール姿が可愛いくは見えず不安定さを醸し出してた。
サプライズ的なことがラストの方で起こるけど、
それ以外は特に何も起こらない。
人によっては退屈で陰鬱な内容だと思います。
タイトルのようにぐっすり眠ってしまうかもです。