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あしたになれば。のchiyoのレビュー・感想・評価

あしたになれば。(2015年製作の映画)
4.0
大阪の南河内を舞台に描く、ご当地青春映画。恋に友情に夢、その対象が何であれ、17歳のがむしゃらな姿は何故こんなにもキラキラしているんだろう。お約束のような三角関係、友情の破綻と修復、王道を行くベタな展開ではあるけれど、間の取り方と程好いコミカルさがとても楽しい。特に、大介の家族が本当に魅力的で、中でも妹が面白すぎ。何だかんだと、妹が一番おいしいところを持っていってる気が…(笑)。また、美希をメインとした三角関係の裏で、玉子とオードリー若林似の男の子が着実に関係を育んでいく様が何とも微笑ましい。その反面、大介家の家業や初恋ドーナツで南河内産の葡萄の使用はあるものの、豊富なワイナリーをアピールするには少し弱い感じ。ただ、無花果が南河内の特産品と知れたのは驚き。登場人物の誰もが良い人で出来過ぎな感はある、それでも、擦れてない青春映画が大好きだ!