FREDDY

HEROのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

HERO(2015年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

2001年に放送されたTVドラマ『HERO』の劇場版シリーズ第2作である本作は、ネウストリア公国大使館の裏通りで起きた、パーティーコンパニオンの女性が車にはねられ亡くなった死亡事故の加害者の取り調べをしている中で出会った、かつて事務官を務めていた、大阪地検難波支部で検事として広域暴力団が絡んだ恐喝事件を追っていた雨宮舞子とともに合同捜査を開始した、東京地検城西支部の久利生公平検事と事務官の麻木千佳が事件の真相を追求すべく、日本の司法がまったく及ばない"治外法権"が存在する、絶対に侵してはいけない絶対領域"ネウストリア公国大使館"に立ち向かっていく様が描かれたものとなっているのだが、雨宮との8年ぶりの再会によって複雑さを極めていく東京地検城西支部の面々による息のあったコンビネーションプレイはメンバーが違えどやはりユニークで面白いですし、久利生と雨宮の煮え切らない関係性もまた展開が気になるもので、そして2つの事件を追う久利生らによって明かされていく事件の真相も当然ながら、国境というものを考えさせられるドラマもある。そんな中に前作のオマージュとも取れるシーンも映し出されますし、とにかくソーセージが美味しそうで食べてみたいと思わされましたね。2度目の視聴だが、最後まで面白かった。
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