過去の映画版やテレビドラマ版第二期の終盤など、大きな権力の働きによって左右される「小さな事件」を扱うという構造になってしまっている所が、壮大でありながら、少し残念にも思う。初期からの様に、一つ一つの事件を扱って、起訴・不起訴を決めるストーリーが特に好きだった。これは映画版だから一つの事件を大きくする必要があるんだろうし、作品自体が大御所っぽい感もあるから否定できないし、嫌いだというわけでもないけど。ドラマ版第二期では登場しなかった雨宮さんが、検察官となり改めて登場したところも見どころ。あとは、芝山さんは？
